【平成25年10月28日(月)〜30日(水)】
講師:アレクサンドル・ヴェルシーニン先生
今回は、第6回のロシアンメソッドピアノコンサートの翌々日に、3日間専攻者レッスンをお願いしました。いつもながら優しいお人柄と、やわらかなピアノの音色でご指導くださいました。
次のようなポイントをおさえながら、丁寧にお教え下さいました。
○オクターヴを弾く時に、力みを抜きながら手首を上げると、いろいろな状態で弾けるようになる。
○メロディーを聴かせるために、フレージングを大切にすること。
○音のバランスに気をつけながら、一番大切な音の響きを見つけて出すこと。
○鍵盤をゆっくり押して、一つ一つの音を響きようにする。
○メロディーだけ取り出して弾き、それを大切に弾こうとする気持ちが大事。
○曲を構成しているそれぞれのポイントで、和音の響きを把握していないといけない。
○指使いを工夫して、効率よく弾きながら曲が求める音色を探すこと。